
- Panasonicの旅専用クロモリランドナーに感じ始めた「限界」とは?
- なぜ今、ロードバイクを探しているのか?
- Trek Domane AL 2 Gen 4を選びたいリアルな理由
- この自転車で叶えたい次の旅と日常のこと
Trek Domane AL 2 Gen 4のスペック紹介
まずはこのバイクの基本情報をサクッとチェック。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | Trek(トレック) |
モデル名 | Domane AL 2 Gen 4 |
重量 | 10.55kg(56サイズ) |
価格(参考) | ¥144,100(税込・2025年時点 Trek公式) |
フレーム素材 | アルミ(100 Series Alpha Aluminum) |
フォーク | フルカーボン |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ |
ドライブトレイン | Shimano Claris(2×8速) |
タイヤクリアランス | 最大35Cまで対応(フェンダーなし時) |
対応スタイル | バイクパッキング・ラック装着(パニア対応)・ロングライド・軽ツーリング |
サイズ展開 | 44, 49, 52, 54, 56, 58, 61cm |
カラー | Era White / Lithium Grey など(年によって異なる) |
Domane AL 2 Gen 4の注目ポイントを徹底解説
エンデュランスジオメトリーで長距離も快適に
Domane AL 2 Gen 4は、Trek独自のエンデュランスジオメトリーを採用しています。
これは、上体がやや起きたリラックスポジションをとれる設計で、ロングライドやツーリングに最適。
- ハンドルが高めで前傾姿勢がきつくない
- 首・肩・腰の負担が少なく、長時間のライドでも疲れにくい
- 安定感重視で、直進時のブレも少ない
ロードバイクの中には「速さ」を優先して攻めたジオメトリーのものもありますが、Domaneは“速さ”よりも“快適性と安定性”を重視した作りです。

機械式ディスクブレーキ搭載で雨でも安心
AL 2 Gen 4は、前後ともに機械式ディスクブレーキを標準装備。
これが、旅人や通勤ライダーにとって非常に心強い装備です。
- 天候に左右されず安定して止まれる
雨でも効きが落ちにくく、長い下り坂も安心。 - 泥・砂・水のある環境にも強い
旅や未舗装路、冬の道でも制動力が安定。 - リムが摩耗しないので、ホイールの寿命も長くなる。
とくに旧世代のリムブレーキと比べると、「止まりたいときに止まれる」安心感が段違い。
これは「旅の自由度」や「下りの安全性」を大きく向上させてくれます。

上にも中にも積める「積載対応力の高さ」
Domane AL 2 Gen 4は、積載オプションが豊富なのも見逃せません。
- トップチューブバッグ用マウント(トップチューブ上面に専用穴あり)
スマホや行動食の収納に便利。固定力が高くズレにくい。 - フレームバッグ用のスペースと形状
中間スペースに無理なくバッグが収まる設計。 - ボトルケージ用マウント×2
ロングライドでの水分確保もバッチリ。 - ラック・フェンダー用マウント
前後とも泥除けやキャリアが装着可能。
つまり、“上にも中にも外にも積める”。
日帰りの軽装ライドから、泊まりの旅まで持ち物に合わせてフレキシブルに対応できます。

ラックマウント搭載でリアキャリアが装着可能
Domane AL 2 Gen 4のもう一つの魅力は、リアラック用のダボ穴(ラックマウント)を標準装備していることです。
- リアキャリアを簡単に取り付け可能
- パニアバッグを使った重装備スタイルにも対応
- 荷物の重さを気にせずキャンプツーリングへ
最近のロードバイクにはラックをつけられないモデルも多い中、Domaneは“旅”の選択肢を捨てていない設計。
バイクパッキングに挑戦しながらも、いざというときはパニアスタイルにもなれる柔軟性があります。

タイヤクリアランス最大35Cで旅にも未舗装にも対応
Domane AL 2 Gen 4は、タイヤ幅35Cまで対応(フェンダーなし時)という、ロードバイクとしては広めのクリアランスを持っています。
- 舗装路中心なら28C~32Cで軽快に
- 舗装+未舗装MIXなら32C~35Cで安定性アップ
- 悪路・砂利道・林道にもチャレンジできる
つまり、タイヤを変えるだけで“用途が変わる”バイクなんです。
旅・通勤・週末ライド・ヒルクライム・ダート探索…
一台でいろんな顔を見せてくれる懐の深さがあります。

ここからは筆者がなぜこのバイクに惹かれているのか書こう。
自転車歴は10年近くになるが、なぜこのエントリーモデル、初心者向けと言われるバイクに惹かれているのか紐解いていこう。
学生時代からの相棒「Panasonic FJC5」の話
今ぼくが乗っているのは、PanasonicのオーダーモデルFJC5。
2019年3月に納車して以来、旅に出るたび、このバイクと一緒だった。
オーストラリアでは、水20L+装備10kgを積載してもなお、安定感は抜群。むしろ荷物が多いときのほうがしっくりくるほどで、長距離の走行に安心感があった。
クロモリ製のフレームは強靭で、飛行機輪行も電車輪行もガシガシこなせる。
まさに旅専用機として理想的な相棒だった。
でも、今のぼくの生活には少しオーバースペックになってきたのも事実だ。

社会人になって変わった「旅のスタイル」
学生時代なら、1か月の夏休みが取れていた。
思い立ったら1週間、2週間の旅に出ることもできた。
でも今は、夏休みは5日間だけ。
長旅に出るなんて現実的じゃない。
そうなると、旅で満足感を得るには1日の走行距離を伸ばす必要がある。
そして、週末だけでも楽しめる旅がしたい。
…となったとき、今のクロモリ旅バイクではちょっと重い・遅い。
社会人になって体力も落ちてきた今、「もっと軽く、もっとスイスイ進む自転車」が欲しくなった。
でもレース仕様のバイクじゃなくていい
かといって、「超軽量カーボンロードバイク」が欲しいわけではない。
ぼくの使い方だと、カーボンはちょっと扱いにくい。
- 飛行機輪行で壊れないか心配
- 小さなキズにも凹んでしまいそう
- 転倒や輪行中の扱いにも気をつかう
かといって、クロモリに戻る気にもなれない。やっぱり重いし、加速が鈍い。
そこで浮上したのが、「アルミフレーム+シンプルな装備(バイクパッキング)」という選択肢だった。
Trek Domane AL 2 Gen 4──ちょうどいい一台
いくつかの候補を見ていく中で、ピンと来たのがこの一台。

選んだ理由
- 軽量なアルミフレーム
- 路面の振動をやわらげるフルカーボンフォーク
- 最大タイヤ幅35C対応で未舗装路もいける
- ラック・フェンダー装着OK → 軽ツーリング仕様にも可変
- 価格も約14万円台(2025年時点)でコスパ優秀
- ディスクブレーキ
- バイクパッキングに対応した設計
ぼくが求めていた「旅も日常も楽しめる、ガシガシ使えるバイク」像にドンピシャだった。
ディスクブレーキがいい
今乗っているFJC5は、リムブレーキ、それもカンチブレーキ仕様だ。
正直なところ、「効き」がまったく物足りない。特に、雨の日の下り坂では怖くてしょうがない。スピードを抑えきれず、手が痛くなるくらい強く握っても止まりきれない感覚。
そんな経験を重ねるうちに、
“次は絶対ディスクブレーキだ”と決めていた。
Domane AL 2 Gen 4は、前後とも機械式ディスクブレーキを標準装備。
雨でも安定して効くブレーキがあることが、ぼくにとっては「走る自由」を一段階広げてくれると確信している。

バイクパッキングがいい
これまでの旅は、フロント&リアキャリアにパニアバッグを載せて走るスタイルだった。
重装備での走行には安定感がある反面、車体が重くなるし、取り回しや輪行時に手間もかかる。
これからの旅では、もっと軽快に、もっと自由に走りたい。
Domane AL 2 Gen 4は、フレームバッグやシートパックを使った“バイクパッキング”スタイルにもしっかり対応している。キャリアを使わない分、荷物の重心が低くなって取り回しも軽くなる。
それでも、「やっぱり積載量が欲しい」と思ったときには、ラックダボがあるからパニアスタイルにも切り替えられる。
バイクパッキングもパニアも、どちらも選べる──
そんな旅バイクの“二刀流”こそが、Domane AL 2 Gen 4の強みだ。
▼ Trek公式商品ページ
Domane AL 2 Gen 4 | Trek Bikes
このバイクで走りたい、これからの景色
Domane AL 2 Gen 4があれば、こんな旅ができそうだ:
- 自転車で行ったことのない地域を走って、日本一周を完遂したい
- 登山口まで自走して、登って帰ってくる──そんな冒険の幅を広げたい
- 輪行で近畿の未走地域を攻略する週末ライドも
- ときには六甲山で脚を鍛えるヒルクライム
- そして、気になる脇道をどんどん進んでいく小さな探検
Domaneなら、そんなわがままな希望を受け止めてくれる。
まとめ:次の旅は、まだ見ぬ相棒と
旅のスタイルは変わった。
時間も、体力も、環境も──でも「走る気持ち」は、あの頃のままだ。
だからこそ、次の一台は、
今の自分にとって最適で、未来を楽しみにさせてくれる自転車にしたい。
そして今、その候補に名乗りを上げているのが
Trek Domane AL 2 Gen 4だ。
あなたが今、狙っている自転車は何ですか?
・旅仕様?通勤仕様?レース向け?
・クロモリ派?アルミ派?カーボン派?
・「買ってから何をするか」を想像すると、きっと自転車選びがもっと楽しくなるはず。
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