オーストラリア行きたい！でもどうやってルートを調べればいいの？
実際に私が走行したルートを紹介するので参考にしてみてね！
この記事でわかること
- アリススプリングスを起点とした周遊ルートの全体像
- 実際に走ってみて感じたリアルな失敗と学び
- これから同ルートを目指す人へのアドバイス
ルート概要と全体スケジュール
出発地点：アリススプリングス
ゴール地点：アリススプリングス（周遊ルート）
走行ルートは以下の通りです。
アリススプリングス → ナマットジラ・ドライブ → メリーニーループ → キングスキャニオン → ルリトジャ・ロード → ラセターハイウェイ → ウルル →ラセターハイウェイ → スチュアートハイウェイ → アリススプリングス
走行にどれだけの日数がかかるか読み切れないメリーニーループ（未舗装区間150km）を前半に完遂することにした。
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各区間のルートとスケジュール
各区間のスケジュールは以下の通り：
1～6日目：アリススプリングス→キングスキャニオンのキャンプ場（約357km）メリーニーループ未舗装区間約150kmを含む。
7～10日目：キングスキャニオンのキャンプ場→ウルルのキャンプ場（約304km）
11～14日目：ウルル滞在（ウルル周遊、カタジュタ）
15～17日目：ウルル→ガン（スチュアートハイウェイと合流）約246km
18～19日目：ガン→アリススプリングス（約200km）
1～6日目：アリススプリングス→キングスキャニオンのキャンプ場（約357km）
1日目はアリススプリングスから約80kmのキャンプサイトに泊まった。
2日目は前日から約80km先のキャンプサイト。キャンプ場にそれる道数kmが未舗装となっており大変疲れました。
この区間の目玉といえばやはりメリーニーループの未舗装区間150km。景色はまさに“ザ・オーストラリア”。むき出しの赤土が延々と続き、車のドライバーが「水はあるか？」と声をかけてくれるような優しさもある。過酷ではあるが、最も印象に残る美しい道だった。
※走行には通行許可証が必要です（購入はアリススプリングス or キングスキャニオンのキャンプ場で可）
※キャンプも禁止となっているので注意。（アリススプリングスの観光センターにて確認済）
6日目：キングスキャニオンのキャンプ場に到着した。フリーサイト自転車で1泊6,000円とは驚いた。まあオーストラリアのど真ん中。物価が高くなるの当然か。
7～10日目：キングスキャニオンのキャンプ場→ウルルのキャンプ場（約310km）
7日目はキングスキャニオンを観光したのち、40km先のキャンプ場に泊まった。
8日目は約80km先のフリーのキャンプサイトに泊まった。
9日目は約105km先ウルル旅行者おなじみのロードハウス「CurtinSprings」。キャンプは無料でシャワーを浴びるなら6ドル。キングスキャニオンぶりにシャワーを浴びた。
10日目ついに約85km走ってウルルのキャンプ場に到着。4泊5日で予約。HPに割引クーポンがあったので要確認。自転車だと予約できないんだよ！と受付でちょっとごねたら割引してくれた。
11～13日目：ウルル滞在（ウルル周遊、カタジュタ）
11日目：ウルル観光。ウルル一周はもちろん、周辺道路はすべて回りました。
12日目：ウルルカタジュタ往復120km。国立公園は6:00-19:30の13時間半しか開いていない。移動だけで8時間予定。カタジュタ散策はコースタイムで4時間。猶予は1時間半しかなかった。結果的にうまくいったが、詳細はまた記事にしようと思います。
13日目：レストday
14～16日目：ウルル→ガン（スチュアートハイウェイと合流）約252km
14日目：ウルル→ロードハウス「CurtinSprings」約90km
15日目：フリーのキャンプサイト約62km
16日目：約100km走ってエルデュンダのキャンプ場。＄40ぐらいだった
17～18日目：ガン→アリススプリングス（約200km）
17日目：約115km走ってロードハウス「スチュアートウェル」のキャンプサイト。キャンプは無料、シャワー有料。シャワーめちゃ汚くて使う気ならず
この日からスチュアートハイウェイ走行。水曜どうでしょう班が走った道であり、歴戦の旅人たちが走った道だ。憧れたこの道を今まさに走っている高揚感はこれまで感じたことのないものがあった。
18日目：アリススプリングスのゲストハウス着。約100km
この旅も終ってしまった。終始興奮状態で、苦しい、やめたいと思うようなタイミングは一度もなかった。
想定外だったこと・きつかったこと
- 地形はド平坦と思いきや、地味なアップダウン連発
- 爆風級の向かい風＋乾燥風が体力と水分を奪う
- 天気予報とのギャップ（予報では0℃近くまで冷え込むはずが、実際は最低17℃・最高35℃の日も！）
- 紫外線は強烈、対策を怠ると即焼ける
- カンガルーのロードキル多発地帯。命を大事に！
最後に伝えたいこと
楽しめよ。存分にな。あと、水はいっぱい持て、死ぬな。
優しくしてもらったら、自分もまた誰かに優しくしろ。
自転車で旅するということは、時間と不便と引き換えにしか得られない景色を見に行くということ。
その不便ささえも楽しみに変えて、あなただけの冒険を。
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